4×100mリレーの走順の決め方!【各走者の特徴や向いている人】

こんにちは!!

今日は、リレーの走順の決め方について記事を書いていきたいと思います。

多くの学校は顧問の先生が決めてくれると思いますが、顧問がいない学校、顧問が自分たちで決めろと言う学校など、自分たちで決めないといけない環境にいる選手もいるかと思います。

そんな選手たちに、それぞれの特徴や向いている人など、解説していこうと思うので、是非参考にしてください!!

 

 

 

リレーメンバーの選考基準

普通に100mのタイム、もしくは200mのタイムで決めていくことが一番です。ベストタイムよりも、シーズンベストで決めていくほうが確かだと思います。

また、リレーでは多くの場合が100m以上を走ったり、カーブを走ることになるので、200m選手を優先的に選んでもいいと思います。

たまに1走を決めるときに、多少タイムが悪くてもスタートのうまい選手を選ぶ人がいますが、普通に100mは走ることになるので、普通にどの区間もタイム順で決めることをおすすめします。

 

 

 

1走

1走は唯一のスターティングブロックを使う場所ですね。レースの流れを作る重要な部分となります。

 

 

向いている人

一番は、やはりスタートに自身のある選手です。スタートダッシュが大きく関係してくるので、スタートのうまい人、得意な人は1走の候補です。

また、カーブに強い選手である必要もあります。200m選手や普通にカーブに強い選手も、候補に入れていいと思います。

最後に、これも結構重要になるのですが、プレッシャーに強い選手である必要があります。フライングをしたらどうしよう、、、などといった気持ちでは遅れてしまいますし、緊張のあまりフライングをしてしまっては、失格となり、記録すら残らなくなってしまいます。

  

  • スタートが得意な選手
  • カーブに強い選手
  • プレッシャーに強い選手

この三つが当てはまる選手がいたら、最高です!!

 

 

 

2走

多くの学校が、この2走に一番速い選手を置いてきます。エース区間です。

1走とのバトンは、ブルーゾーンから走り出しテイクオーバーゾーンの始めらへんで受け取り、3走の選手との時は、逆にテイクオーバーゾーンの終わり際で渡すことで、一番長く走らせる、ということも可能な区間です。

 

向いている人

上で説明した通り、一番長く走らせることができる区間なので、チームで一番速い選手を置くことをおすすめします。

また、長い距離を走るといった場合には、120m前後走ることになるので、スタミナのある選手、200mを得意とする選手も、2走に向いています。

それから、よっぽど力の差がない限り、2走の部分で他のチームと競るということはないので、競り弱い選手でもそこまで問題はないかと思います。

 

  • 一番速い選手>
  • スタミナのある選手
  • 少しくらい競り弱くても大丈夫

こんな感じで、2走を選考していきましょう!

 

 

 

3走

1,2走の選手が作った流れをアンカーに繋ぐという、地味ながらかなり重要なポジションとなります。

また、2走同様バトンの受け渡し方によっては一番長く走ることも可能ですし、逆に一番短く走ることも可能です。

 

 

 

向いている人

カーブを走ることになるので、カーブに強い選手である必要があります。

多くの学校が、一番短くできるということで、チーム内で一番遅い選手を置くという決め方もあります。これについては後で詳しく話したいと思います。

また、逆に一番長く走ることもできるので、チームのエースがカーブ超得意!!って感じなら、3走にして、長く走らせるというのもアリです。

重要じゃない区間はないのですが、正直一番注目のされにくい区間なので、緊張に弱い選手をここに置くという決め方もあります(笑)

 

  • カーブに強い選手

 

とりあえずはカーブに強ければ問題がないと思います!

 

 

 

4走

4走がゴールするので、一番注目される区間ですし、競らなければいけない区間です。

ここもバトンの受け渡しによっては120mくらいは走ることができます。

 

 

 

向いている人

普通に競り強い、勝負強い選手である必要があります。

また、フィニッシュし、注目される区間なので、プレッシャーに強い選手である必要もあります。

この区間も長く走らせることが可能なので、普通に走力のある選手を4走に選べたら最高です。

 

  • 競ること、勝負に強い選手
  • プレッシャーに強い選手
  • 走力のある選手

これが当てはまる選手がいたら、4走の候補です!!

 

 

 

遅い選手はどこに入れればいい?

3走の説明の時にも少し話しましたが、やはり4人とも速い選手を集めることができているチームはそう多くないですよね。

1人だけ少しタイムが劣る、なんてチームはたくさんあります。

その選手をどこに配置するかは、結構重要な問題です。

先ほど言った通り、距離を短くできる3走りに置くことは、一番メジャーであり、タイムを上げることができます。

 

しかし、私は1走か4走に置くことも、アリだと思っています。理由は、3走で遅い選手が走ると、流れが悪くなるからです。

競って競って順位を争う決勝などでは、4走にその選手を置いて、ついていけるところまで1位についていく、という戦法もありますし、1走りにおいて、そこから速い選手同士でバトンをつないで追い上げていく、なんて戦法もあります。

 

速い選手→遅い選手→速い選手でバトンをつなぐよりも、遅い選手→速い選手→速い選手といったように、速い選手同士でつなぐほうが、やはりスムーズにわたります。

 

単純に短い距離を走らせるというのが一番タイムに関係しますが、レースの流れや、前のチームとの距離の空き方でタイムも大きく変わってくるので、そこは目指す大会によって変えていくといいと思います。

 

 

 

安全にバトンをつなぐには

遅い選手が速い選手にバトンをつなぐ場合、届かないという危険性もあります。なので、安全に行きたい場合は、速い選手から遅い選手に渡すという走順の組み方が無難です。

なのでその観点から見ても、遅い選手を4走に置くというのは、私個人としてはおすすめです。

遅い選手が緊張しちゃって無理!!という場合は普通に3走にしましょう(笑)

 

 

 

意外と重要なこと

走力や、カーブが得意などの選手の特徴以外にも、意外と重要なこともリレーではあります。

 

 

チームの仲の良さ

やはりチームで勝ちに行く種目なので、チーム内の仲の良さというのも意外と重要になります。

仲の悪い選手を省けというわけではありませんし、楽しくワイワイやってればいいというわけでもありませんが、強いチームは仲がいいという場合が多い印象です。

 

 

バトンの受け渡しの身長差

バトンパスの時の選手同士の身長差を考えて、走順を考えていくことも、結構重要です。

160㎝の選手から180㎝の選手に渡すのは結構やりずらいと思います。なので、これを優先して考える必要はありませんが、頭の片隅に置いておいてください。

 

 

 

無理に全力で飛び出る必要はない

スタンディング姿勢から、一気にスピードを上げようとすると、力んでしまう選手もたまにいます。

そんな選手は、歩数の調整が難しくはなりますが、8割くらいからだんだん上げていくという飛び出方もありますので、力むくらいならそういう出方も考えましょう。

 

 

 

リレー種目よりも個人種目

これは完全に私の意見ですが、個人種目を切ってまでリレーにかける必要はないかと思います。

多くの学校は、個人種目を捨ててでもリレーで上の大会にいけ!!みたいな感じですが、あくまでも陸上競技は個人スポーツなので、まずは個人で頑張ることを優先したほうがいいと思います。

個々の力が強いと、結局リレーも強いので、個々の力をまずは上げていけるといいと思います。

バトン練習は試合前だけで充分です。

  

 

 

 

まとめ

それぞれ区間によって向いている選手、向いていない選手がいるので、よく考えて走順を決めていきましょう!!

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