重ければいいというわけではない、ウエイトトレーニング。 

こんにちは!!

皆さん、ウエイトトレーニングをやっていると、もっと重いものを上げたい!!って思いますよね。 私も常に思っています(笑) トレーニングをやっていくうえで、とてもいい心意気だと思いますし、同じ負荷でずっとやっていては筋肉は成長しません。

トレーニングには、漸進性の原則という、負荷を同じにしていたら成長しないので、成長に合わせて負荷を上げていくべき、というものがあります。

 

詳しくはこっちの記事にまとめているので、是非ご覧ください。

  

なので、どんどん重さを上げていくことは間違っていません。 重さがあがると、数字で表れるので、モチベーションアップにもつながりますし!!

 

しかし、重さにこだわりすぎると、悪い面も出てきます。

それは、あまり目的の部位に刺激が来なかったり、怪我をするリスクが高まる、ということです。

 

例えば、ベンチプレスで無理に重いものを上げるために、腰を限界までそらせて、可動域が狭い人。 たくさんいると思います。 見たことある人多いんじゃないですかね(笑) 私の先輩にもいます。

あれってどうなんでしょう。 重さがあがってうれしい部分もあると思いますが、無理に腰をそらせていることから、腰に負荷が集中して痛めてしまったり、可動域が狭すぎてもはや目的の胸に刺激が入っていない、なんてことがあります。   

その人が背中をちゃんとつけて普通のフォームでベンチプレスを行ったら、その重さの8割くらいしか上がらないと思います。  

 

他にも、軽いのでやってると恥ずかしいからといって十分にアップをしていなかったり。 私も昔恥ずかしながら、アップの重要性に気づいていませんでした。

いきなり重いのをやることが強いと思い込んでおり、アップをほぼやらずに、Maxに近いものを上げようとしていました。 全然上がりませんし、筋肉が温まっていない状態で重いものをしようとするので、怪我しやすいと思います。 

 

 

 

高負荷ウエイトトレーニングで怪我をする部位でよくあるのが、関節です。筋肉や骨は、回復しやすいのでまだましなのですが、関節周辺の組織は新陳代謝が遅いので、負荷に対する回復速度がとても遅いんです。 そして、一度怪我をするとかなり治りにくいです。 

関節を痛めてしまうと、トレーニングはもちろん、私生活にも影響を及ぼします。 そんなのは嫌ですよね。

 

 

これらのことから、重さにこだわりすぎるのはあまりよくないと私は思います。 ベンチやスクワットのようにメジャーなトレーニングだけではなく、トレーニングすべてで言えることです。

 

 

トレーニングの目的って、鍛えている部分を強くすることですよね。 

重さを上げることではないんです。 ウエイトリフティングなど、重さで勝ち負けが決まるなら、手段は択ばなくていいと思いますが、鍛えることが目的なら、刺激を入れることを優先するべきです。

10割以上の重さを無理にやろうとするよりも、7~8割くらいの重さでしっかりと下げて、回数を行うほうがはるかに筋肉への刺激は強いと思います。 そして、たまにMaxをやってみると、無理してやろうとしていた重さが、スッと上がったなんてこともよくある話です。

 

トレーニングの目的は筋肉を強くすることです。 そこを忘れずにトレーニングを頑張っていきましょう!!

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