200選手がマイルに出場するときに気を付けること【初めてのマイルの人へ】

こんにちは!!!

今日は、200m選手がマイルに出るときに気を付けるべきことについて、記事を書いていきたいと思います。

 

中学の時には200mを専門にやっていた選手が、高校になってマイルに出さされる、400mを走らされる機会はかなり多くなってくると思います。

 

 

私もそんな感じで何回もマイルに使われていて、気づいたことが結構あったので、それを皆さんに話したいと思います。

実際に経験して気づくことも大事ですが、教えてもらったほうが早く・気付けるので、是非最後までご覧ください!!

 

 

 

マイル初心者の200m選手

マイル初心者の場合は、冷静に走ることが一番重要です。緊張してしまったり、力んでしまったり、ペース配分が無茶苦茶になってしまうと、タイムは大幅に悪くなります。

なので、初心者はここを注意しようってところを書いていきます。

 

 

 

前半飛ばしすぎないように気を付ける【積極的と無謀は違います】

200m選手はあまり400mという距離を走ることに慣れていないですよね。時に初めてのマイルの時なんかは、ペース配分が全く分からないと思います。

そんな時、開き直って前半ほぼ全力くらいで飛ばしていく人がいます。私のように(笑)

そうすると、前半積極的だと顧問に褒められるかもしれませんが、後半思いっきり落ちて、400mのタイムは全然ダメ、という結果になってしまいます。

私の学校は200m選手はとりあえず前半飛ばせば怒られなかったので、当時22秒1がベストだった私が22秒の中盤くらいで突っ込んでいっていました。

当然後半走れるわけもなく、52秒とかかかってしまっていました(笑)

52秒でも速いと感じる選手もいるかもしれませんが、22秒1で52秒と考えると、ヤバいです(笑)

後に書いていますが、マイルには多少無理をして飛ばすべき場面はありますし、前半飛ばしても後半競って落ちなかったなんてことはよくあります。

しかし、そんなことが起こらずちゃんと後半落ちていく選手が多いです(笑)

初めは場面とかはわからないと思うので、前半は無理のない8割前後のペースで走りましょう。

 

 

 

 

前半ビビらないように気を付けましょう【後半上げるなんて無理です】

逆に、400mという距離にビビッて超スローペースで行ってしまう選手もいますよね。私もそーゆー時あります。

飛ばしすぎるときもビビりすぎるときもあるマイルには向いていない性格ですね(笑)

 

前半飛ばせなかった時、後半上げればいいか、と思いがちですが400mに慣れていない選手が後半上げてくるなんてことは、ほとんどの選手ができません。

才能あふれる選手か、とてつもない練習量をこなしてきた選手でないと厳しいです。

なので、飛ばしすぎも問題ですが、ビビりすぎも気を付けましょう。個人的にはビビって飛ばせないのが一番いけないです(笑)

 

先ほど8割前後といいましたが、ビビりがちな選手は8.5割~9割をイメージしてもいいかもしれません。

 

 

 

200mを超えたときに気を付ける【気が抜けてしまいがち】

200mを過ぎてまたカーブに入るとき、200m以上を走り慣れていない選手は、ここで気が抜けてしまったり、スピードがキープできない選手がいます。

私もこの200mを過ぎたあたりからスピードが落ちていってしまっていることがよくあります。

 

 

なので、当然ですが200mを過ぎてから、スピードを保つ意識をもって走りましょう。スピードというより、ピッチを保つやストライドを保つという意識をしたほうが走りやすい選手もいるかもしれません。どんな意識でもいいので、ここでスピードをキープできると強いです。

 

私はピッチを保つ意識で走っていますし、友達はストライドを保つ意識で走っています。どちらでも大丈夫です!!

 

 

 

後半はただそのまま行くだけ【後半はあがかないほうがスピードは出る】

後半もう一段階ギアを上げていく!!って選手もいますが、あれは後半が得意な400m選手の話です。私たちのように200m専門選手は後半は落ちます。(笑)

先ほども言いましたが、才能があったり圧倒的な練習量をこなしている選手なら話は別ですが、多くの選手が落ちていきます。

 

なので、後半は300mまでの動きをそのまま続ける意識で走ることをおすすめします。頑張ったほうがタイムは出そうですが、頑張る分力んでスピードは落ちますし、さらに疲れます。

そのまま力を抜いて維持、というのが意外とスピードが出ているんです。

 

 

 

 

少しマイルに慣れてきたら

すこし慣れてきて、レース展開などがわかってきたら、レースの感じを見て臨機応変にペースを決められるとかなり強いです。

もちろん初めに行っていた冷静さは絶対に忘れてはいけませんが、時には多少無視してでも行くほうがいい場面があります。

 

 

 

場面によって臨機応変に【無理をしたほうがいい場面も】

さっきまでは落ち着いて走ろう、みたいな話をしていましたが、場面によっては無理をしたほうがいいときもあります。

 

前半超ハイペースなレースだったらそれについていったほうがいいときもありますし、かなり離されている場合は前半無理にでも飛ばして後ろについたほうが、精神的に折れることもなく頑張れたりもします。

 

また、後半無理をすればついていけそう、という場面では落ち着かず、無理をしたほうがいいときもあります。

その時に自分の調子、残っている体力などから瞬時に判断しましょう。こればかりは経験がものを言います。

初めての時にこんなのを判断するのは無理ですが、慣れてきたら無理してでも頑張る場面などがわかってくると思います。

 

 

 

気持ちは大事【諦めなければ勝てることも】

最後は精神論になってしまい申し訳ないのですが、マイルは気持ちで勝つときが結構あります。

というか、気持ちで負けることが結構あるといったほうがいいかもしれません。

 

1走の選手が足を引っ張ってしまい、2走以降の気持ちが折れてしまった、なんてことがあれば、1走以外の選手もタイムは超遅くなります。

逆に遅い選手でもいい位置でバトンを受け取ることで、気持ちが入りタイムが大幅に伸びるということもあります。

マイルは正直気持ちがタイムに大きく影響を与えます。

その気持ちが力みにつながったり悪影響を及ぼす場面も少なくありません。ですが、心が折れてしまったらほとんどの場合負けます。

 

 

 

まとめ【冷静さを持ちつつ、強い気持ちで】

前半無理に飛ばしすぎない、ビビりすぎない、後半はあがかないといったように冷静さを保つことは大切です。特に初めて、またはマイルに慣れていない選手はこれが一番です。

しかし、マイルは決勝などの場面によっては気持ちがとても重要になってきます。諦めない、多少無理してでも諦めてしまうような場面を作らないことが大切です。

なかなか矛盾していると思いますが、冷静さと強い気持ちをもって試合に挑みましょう!!

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