こんにちは!!
今日は、強豪校にいる選手は、練習をうまくさぼろう、という話をしていきたいと思います。
私も強豪校?みたいなところにいたので、その経験で例を挙げながら、話していきたいと思います(笑)
目次
重要度の低い練習をさぼる
うまくさぼるとは、どういうことでしょう。
嫌な練習をさぼればいいというわけではありません。よくうまくさぼれる選手は強い、という言葉だけを聞いて、きつい練習をさぼってしまう選手がいるので、そこは注意です。
うまくさぼるというのは、自分に必要のなさそうな練習は、うまく手を抜き、そこで使わなかった力をほかの必要な練習に向ける、ということです。
自分にとって重要度の低い練習は、できるだけ力を使わないことが私は大事だと思っています。
無駄なトレーニングをしない
私の高校で例えると、一番いらないなと感じた練習が私はウエイトの時のリストカールでした。
リストカールとは、握力を鍛えるトレーニングで、バーベルをもって手首を曲げる動きで鍛えていきます。
顧問は、速い選手は握力が強い、という謎の考え方を持っていて、それでリストカールをやらせてきました。
私的には握力は走る上でそこまで重要ではないと思っていました。重要だと思う人は少ないと思いますが(笑)
リストカールで握力を使ってしまうことで、ハイクリーン(瞬発力トレーニング)やデッドリフト(下半身、背中トレーニング)といった、重要度の高いトレーニングがに悪影響を及ぼします。
なので、私は顧問が見ていない時はやらず、顧問が見ているときは音を立てて頭を動かしてやっているかのようにみせ、握力を温存し、ほかの重要度の高いトレーニングをほかの人よりも多くやっていました。
ウエイトトレーニングでの例えとなってしまいましたが、こんな感じで、自分に必要な練習、重要度の高い練習に、力を向けていくことが重要であると思っています。
疲労感を見て無理をせずさぼる
うまくさぼることで、怪我を減らすこともできます。
自分にとって重要度の低い練習を抜くことで、無駄な疲労を避けることができるからです。
また、自分はこれ以上練習をすると怪我をしそうだな、と限界を感じたときに、さぼることも大切です。
怪我をしてしまうと、練習で一番重要となる継続ができなくなってしまうので、突発的な肉離れなどはしかたがないですが、怪我はできるだけ避けれるようにしましょう。
怪我をしそうなときに、自分でうまくさぼるのもいいですし、顧問に言って練習を抜けれるなら抜けましょう。
これがなかなかできないからうまくさぼれ、って言っているわけなんですけどね(笑)
頑張るのと無理をするのは違う
私も怪我かかなり多いほうなので、あまり説得力はありませんが、頑張ることと、無理をすることは違います。
私の高校の練習では、コンクリートの坂バウンディング、坂ダッシュが結構な頻度でありました。
バウンディング5本、坂ダッシュ10本を3~5セットといった感じで、なかなかの練習量でした。
これが週三回くらいあるときもあったので、これを毎回真面目にこなしていたら、絶対怪我をすると私は思っていました。
友達には、かなり真面目にこなしている奴もいて、坂にかなり強くなっていましたが、シンスプリントが悪化して疲労骨折で冬季に1カ月以上走れなくなってしまっていました。
もちろん練習を頑張ることは絶対にいいことなんですが、痛いのに無理をしてやる、というのは、長い目で見ると練習量を減らしてしまうことになるので、気を付けましょう。
しんどいからさぼるをしてはいけない
誰でもしんどい時に少し頑張れなかったな~って経験はありますよね。私もよくあります(笑)
しかし、しんどいからさぼるというのは、少しもったいないです。
100m100本みたいな練習は限界までさぼったらいいと思いますが、ちゃんと目的を持ったうえで、しんどくなる練習では、絶対に頑張ったほうがいいです。
無理をするのは違いますが、やはり強くなるにはしんどい練習は必要になってしまいます。特に400m選手なんかだと。
400mみたいに、しんどい状況でもしっかり身体を動かしていかないとタイムが出ない種目は、練習からしんどい状態でどれだけ動けているかが重要になります。
しんどい状態でもしっかり動くには、身体的にはもちろん、精神的にもかなり強くなっていかなければいけません。
うまくさぼるということも大切ですが、それ以上に必要な練習を全力で頑張る、というのは重要になってきます。
まとめ
うまくさぼる、というのがどういうことかわかっていただけたかと思います。
自分には必要がなさそうな練習、怪我をしてしまいそうなときの練習はうまく力を抜けると、長い目で見たときに練習の量が詰めたり、質を上げることができます。
しかし、先ほども言いましたが、うまくさぼることより、必要な練習を全力で頑張るということのほうがはるかに大切なので、さぼるだけでなく、無理のない範囲で全力で練習を頑張りましょう。
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