足が流れる、蹴り上げてしまう選手の練習法! これで改善しよう。

こんにちは!! 

短距離、長距離問わず、足が後ろに流れてしまう、という悩みを抱えている選手って結構多いですよね。 腿上げのような走りにする必要はありませんが、前のめりで後ろのほうで足が動いている選手で速い人はあんまりいません(笑)

 

いろんな練習をやってみたが治らない……

 

そんな選手におすすめな練習方法は、

靴ひもを緩くする、もしくはサンダルで走る!

です

 

どうして、靴ひもを緩くしたり、サンダルで走ると、足が流れなくなるのでしょう。

答えは、

流れなくなるというか、流れていると靴、サンダルが脱げてしまうからです。 地面をしっかりと押して進んでいれば、靴が脱げることはありません。 なので、その状態で走る練習をしていると、自然と脱げないように、地面を押す癖がつくというわけです!!

 

 

高校の時の話を少しします。。 北海道の選手が速い理由を、北海道の強豪校の先生に顧問は話を聞きました。 その先生は、「練習の時、地面が凍っている、濡れていることが多い。そんな環境でも走る練習はする。 そうなると、足が流れている、地面を掻いて走っている選手は転んでしまう。 そんな環境だからこそ、地面を押して走るのが当たり前になる。」といっていたらしいです。

その話を聞いて、顧問は同じ環境を作ろうとしました。 その結果思いついたのが、靴ひもを緩めるということだったのです。 

 

 

この練習で、地面を押す走りにだんだん変わっていった選手が何人かいました。 私自身、地面をひっかいて進むタイプの走りだったのですが、この練習で少しは地面を押すという動きを覚えました。

もしかしたら、見ている人や監督に何やってるんだろうと思われるかもしれませんが、結構お勧めの練習方法だと思います。

 

 

しかし、この練習の注意点なんですが、腸腰筋にかなり負担がかかると思います。 私は、腸腰筋に負荷がかかってしまい、足を痛めました。

この膝を上げる動作で動かされる筋肉です。

 

地面を押す感じは掴んだのですが、どうしても地面を強くは押しにくいんです。 それなのに走るとなると、腸腰筋で無理やり引き上げるしかありません。

高校の時は顧問にそれを勧められ、スピードを出す練習の時も靴ひもを緩くやっていたのですが、この練習は、ゆっくり目のスピードでやることを強くお勧めします。

ゆっくりのスピードで押す感覚を身に付けて、結んでスピードを上げて、スピードを上げた状態でも感覚を忘れないくらい、身につくといいと思います。

 

 

靴ひもを一度緩めて、地面を押す感覚を身に付けましょう!!!

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