こんにちは!!
今日は、ミズノの超人気スパイク、クロノインクスのレビューをしていきたいと思います!!
このスパイクは人気ですし、ステップの店員が勧めてきたりしますが、合わない走りの人は結構いると思います。
目次
クロノインクスの特徴
まずは、クロノインクスの特徴について話をしていきたいと思います!!
すべて固定ピン
まず、すべてのピンが固定されています。
長さは、7mmのピンが7本、小指の付け根あたりに3mmのピンが一本あります。
ピンの配置は、下のプレートの写真に乗っています!
さらに言うと、取り換えピンと違って段がありません。円錐状のピンは、地面に刺さりやすく、抜けやすいので、スムーズな足の運びを実現してくれます。
硬いナイロン製の、高反発プレート
ピンは、こんな感じの配置になっています。
すべてが硬いナイロン製のプレートです。カーボンは入っていないようです。
クロノインクスよりもさらにトップモデルの、クロノオニキスにはカーボンは入っているようです。
こんな感じに、曲げた時に、勢いよく元の形に戻ります。これがいわゆる反発性の強さです。
また、捻じれを防いでくれます。
接地時に生じる、捻れに対する反力が強くスムーズかつ強い推進力を得られます。
この反発性の強さは、数ある短距離のスパイクの中でも、かなり優れていると思います。
スケルトンアッパー
ミズノのスパイクではよく使われていますが、全体を覆うのではなく、必要最低限な部分だけを覆うアッパーがかなり特徴的です。
これにより、通気性の確保、圧倒的な軽量化が図れます。26㎝で片足140gだそうです。超軽いですね(笑)
しかし、このように穴だらけでは、フィット感がないんじゃないの?と思いますよね。
このスケルトンアッパーではダイニーマテープと呼ばれる素材が使われ、高いフィット性と後足部のサポートを実現させます。
ダイニーマフィッティングベルトにより、後足部のダイニーマテープが引かれて後足部をしっかりスパイクと密着させます。
なので、フィット感はむしろいいほうです(笑)
薄い板の上に載っているような感覚
これはただの私の履いた感想でしかありませんが、なにか薄くて硬い板の上に載っているような感覚があります。
正直シンプルに履き心地はあまりよくない気がします(笑)
私だけなら自分の問題ですが、結構この感じを共感してくれる人が多いので書いておきました(笑)
クロノインクスをおすすめできない選手
タイトルにもある通り、クロノインクスは走り方を選ぶと思っています。
選手によってはかなり走りにくいと感じたり、最悪怪我につながる恐れもあります。
なので、是非自分に合っているかを確認していってください。
高反発に耐えられる筋力がない選手
プレートの説明でもした通り、かなりの高反発です。
プレートを曲げたときの戻りに耐えきれなかったり、何なら曲げることすらもできないくらいの、まだ筋力がない選手にはおすすめできません。
ただの曲がらない板の上に載っているような感覚になってしまったり、反発に耐え切れずに怪我をしてしまう恐れがあります。
地面をしっかり蹴って走るタイプの選手
私もこのタイプの走りなのですが、地面をしっかりと蹴って走るタイプの選手には、ピンの長さ、引っかかり感が足りないと思います。
刺さりやすく抜けやすいというのは、地面を真っすぐ押して、反発にうまく合わせて身体を前に進めていける選手にはプラスの部分です。
しかし、地面をしっかりつかんで、蹴るという選手にはマイナスな部分となってしまいます。
どっちの走りが理想なのかなどの話は置いといて、地面を蹴って走るタイプの選手は、ピンが長く、3段ピンなどのしっかりと地面に引っかかるピンのスパイクのほうがおすすめです。
蹴るタイプの私はサイバーブレードなど、ピンが取り換え可能のスパイクを良く履いています(笑)
クロノインクスをおすすめできる選手
おすすめできない選手の反対を言うだけになってしまいますが、
筋力がそこそこあり、地面を蹴るというよりは、スパイクの反発性、地面からの反力をうまく利用して走っていくタイプの選手には、クロノインクスはとてもおすすめです!
また、かなり軽いので、どうしても軽いスパイクがいい!という選手もこれでもいいかもしれません(笑)
値段は高く、寿命は短い
定価で27500円します。
その上、結構すぐにプレートは柔らかくなり、反発性はなくなります。
正直、コストパフォーマンスはかなり悪いです。
しかし、合う選手はそれでも好んで履き続けますし、ファンは多いです。
やはり、合う選手には合うようです。
また、セールの時は2万円を切ることが多いですし、アマゾンなんかだとかなり安いです(笑)
まとめ
クロノインクスはとても人気ですし、トップ選手で履いている選手も多く見かけます!
超いいスパイクなのですが、走り方によっては合わないこともありますし、筋力のない選手が履くと、怪我につながる恐れもあります。
なので、自分に合っているかどうかを確認し、購入するかを検討してみてください!!
店で一回は、履くことをおすすめします。
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