こんにちは!!
今日は、短距離選手が、コーチや顧問のいない環境で練習をするメリットなどについて記事を書いていきます。
私は、コーチが練習にほとんど来ない環境で、自由に練習しています。
そんな環境で練習して、いいなと思ったことや、ここがやりにくいな、と思ったことなどを、話していけたらと思います。
目次
メリット
まずは、いいと思ったことから話していきたいと思います。
自分のしたい練習ができる
顧問、コーチがいないということなので、自分で好きな練習をしていくことができます。
顧問が練習を出したときに、これ必要??って感じることが結構ありますよね。それが一切なくなります。
自分に必要な練習だけを厳選して、無駄なく行っていくことができるのが、最大のメリットであると思っています。
怪我が減る、また怪我が長引かない
顧問が厳しいところだと、少しの足の痛みじゃ練習から抜けられないと思います。また、痛くても顧問に言いにくい雰囲気であると思います。
なので、痛いまま練習を続けなければいけないので、怪我のリスクがかなり高い状態で練習をしていかなければいけません。
しかし、顧問がいないということは、それがなくなります。自分で怪我してしまいそうだな、と感じるときは、自分で休むことができます。
逆に、止めてくれる人がいない、という状態になることもあるので、自分で管理していきましょう。
練習時間の無駄をなくせる
私の中学で例えると、長距離短距離が一緒に最後にミーティングをして終わるというのが基本だっため、片方が早く終わってしまうと、片方がそれを待たなければいけないという状態でした。
また、高校も全員揃って練習開始だったため、授業の関係で早く始められるのに始められない、などの無駄も高校の時は結構ありました。
しかし、コーチなどがいない環境の学校は、そういった無駄な決まりがないことが多いため、自分で早く練習を始めたり、早く終わったら帰ったり、ジムに行ったりすることもできます。
時間の無駄をなくせるというのは、かなりのメリットであると思います。
好きに試合に出ることができる
強豪校はだいたい、この試合には出ない!やこの試合は出る!などの謎の決まりみたいなのがあると思います。
なので試合が続いてしまって疲労が抜けず、タイムが全然出なかったりすることがありますよね。
しかし、顧問、コーチのいない学校は試合も自分で決めることができるところが多いので、自分の体調、得意な季節などに合わせて試合に出ることができます。
調整を自分のスタイルに合わせることができる
練習が自由と同じようなことですが、これもかなりのメリットであると思っています。
私の高校では、試合の前日に250mを全力、また試合の朝に250mを全力で走るなどをして、筋肉に刺激を入れるみたいな調整方法を強制されていました。
私はあってないことはなかったのですが、やはりその方法が合わない選手もいて、練習は結構走れていても試合では微妙、なんて選手がいました。
調整の方法は人それぞれあると思います。全く動かない人もいれば、スパイクでガンガン走る人も。
自分に合った調整ができるのはかなりいいことです。
デメリット
もちろん、デメリットもあります。デメリットもあるので、強豪校に行く選手がかなり多いんだと思います。
練習を自分ですべて決めなければいけない
顧問がいない環境だと、すべて自分で練習メニューを組み立てなければいけません。
アップ、練習、トレーニング、調整など、すべて自分で考えるとなると、結構練習の難易度が上がってしまいます。
自分の弱点や強みなどをしり、自分の動きを客観視できていないと、いい練習を作ることができません。
なので、ある程度レベルが高い選手じゃないと、自分で練習をするというのは難しいかもしれません。
まだ競技歴が浅い選手だったり、強豪校出身で顧問の言うことだけをただやってきた選手だと、何をしていいかわからなくなると思います。
競る相手がいないことも
皆が自分で練習を組み立てててやっているということは、少人数、もしくは一人で練習をやることが多くなると思います。
そうなると、練習で競って走ったりする機会が減る可能性があります。
自分と近いタイムの人と一緒に練習ができるといいのですが、タイムが近くてもするべき練習が違ったりするので、それもなかなか難しいことかもしれません。
練習から競っていないと、試合で競った時に力んでしまったりすることが多くなるので、練習から競れる環境なら、競って走ることをおすすめします。
追い込みが甘くなりがち
練習を自分で決めると、本数や距離、レストの時間が甘くなってしまいがちになります。
自分の意志がしっかりとしている人なら問題はありませんが、私のようにやる気にむらがある選手だと、甘くなってしまうと思います(笑)
また、練習中にきつくなって、本数を減らしてしまう選手も周りに結構います。
自分で決めた練習メニューを、自分でやり切るというのは、気持ちが弱い人にとって難しいと感じると思います。
嫌いな練習から逃げがち
上とかなり似ていますが、上は途中で甘くなってしまったり、内容の問題でしたが、そもそもきつい練習をやらなくなってしまう選手も中にはいます。
例えば走り込みが嫌いな選手だったら、それが課題であるにもかかわらず、やれなかったり、ウエイトが嫌いな選手が~~~~~~~~~って感じで、課題であるにもかかわらず、嫌いだからやらない、っていう選手が出てきます。
嫌いな練習をしたくないのは超わかりますし、私も嫌いな練習は少なくなってしまっていると思います。
嫌いなことをやれば強くなるかといわれると、そんなに簡単な問題ではありませんが、嫌いなことほど、伸びしろになる場合が多いです。
まとめ
顧問、コーチがいない環境で練習をするのは、メリットもたくさんありますが、デメリットの部分がかなり大きいと思います。
途中でも言いましたが、競技歴の浅い選手や、強豪校で顧問の言いなりになって練習をやっていた選手だと、何をしていいかわからなくなってしまうと思います。
自分は指導されなくてやっていけるのかなど、いろいろ考えて、自分が身を置く環境を選びましょう。
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