緊張して競り負けてしまう、力んでしまう短距離選手へ。きっかけを見つけよう。

こんんちは！！

100m走の試合や記録会で、勝ちたい!!!!!と思っているのに、競り負けてしまう選手、たくさんいると思います。　とくに中学生や、始めたばかりの選手に多くみられると思います。

そんな選手は、どうしたら競り負けなくなるのでしょう。　

私も昔とても競り弱いときがありました。200mだと競ったほうが良かったりしていたのですが、100mでは競ると負けてしまう。　そんな選手でしたが、今は周りの選手に関係なく安定したタイムを出せています。

私は、一度のきっかけで改善されました。　メンタル的な問題の場合は、たった一度のきっかけで改善される場合が多いんです。　そして、この問題は多くがメンタル的な問題です。　

力んでしまうことの原因や、私が改善したきっかけ、方法の紹介を主に書いていきたいと思います！

競り負けてしまう原因

すべてそうと断言はできませんが、多くの原因は力みです。

勝ちたい！！と強く思うあまり、同じくらいのレベルの選手と競ると、力んでしまうのです。　

そういう選手は全力＝力むとなってしまっている場合が多いです。　

自分が競り負けてしまう選手なら、少し考えてみると力んでたかもな、と感じると思います。　自分の指導している選手や、息子、娘がそうであるなら、一度動画などで確認してみてください。　競っているときと、独走しているときの走りが少し違うと思います。

まあ本人も動画で確認するのが一番なので、確認する、確認させましょう。

力みをなくすことですね。　簡単に言いましたが、それができれば苦労しない！って思いますよね(笑)

なので、最初にも言いましたが、

改善策は、なにかきっかけを見つける

ということです。

今から、私が改善させることができたきっかけや、きっかけになりそうなマインドを紹介します。　しかし、これを試したからといって全員が改善されるとは思いません。　あくまでも紹介です。　自分で見つけることが一番です。

これは私のきっかけです。

これがきっかけで、力まずに走れるようになりました(笑)　なんと負けてもいいという、スポーツ選手らしからぬマインドです(笑)

どうしてこの考えの時に、力まずに走れたのでしょう。

それは走る前から諦めていたからです。　ぱっと聞くと最悪ですが(笑)　勝ちたい!!!と強く願うあまり力んでいましたが、明らかに格上と走ったので、負けてもいいと思い走りました。　

勝ちたい!!が原因で今まで力んでいたので、まったく力むことなく、練習通りに走ることができました。　なんと、スポーツをやる上で必須ともいえる勝利欲をなくすことで、タイムが向上したのです。

私は少しネガティブな部分があるので、こういったことがきっかけになったのかもしれません(笑)　少し、自信を持つことが苦手な選手は試してみるのもいいかもしれません(笑)

逆に、自信満々に走るというのも、一つの手です。　自信をもって走ることで、気持ちに余裕が生まれ、リラックスにつながることが期待できます。

結構このマインドで走って成功してる人を見かけるので、私のようにネガティブなきっかけよりも、合う人は多いかもしれません。

ただ、一つ注意点があるならば、このマインドで走った時に、前に出られるとありえないくらい力むと思います(笑)　後半抜かせるし～～と徹底的にマインドを固めれば問題ありませんが、中途半端だとかえって力む可能性もあるので気を付けましょう。

また全く違う考え方です。　たぶんこのマインドで走っている選手が一番多いような気がします。

周りの選手は気にせずに、ただ自分の練習通りの走りをする。って感じです。　

しかし、これはきっかけというより、きっかけをつかんだ後に、こういう考え方で走っている選手が多いと思います。　なので、きっかけには少しなりずらいかもしれません。

3つ紹介させていただきましたが、最初にも言った通り、これで全員改善されるとは思っていません。　改善された！！って選手が現れるかもしれませんが、あくまでもただの例の紹介です。

自分でいろいろ試して、改善できるよう頑張りましょう。自分で考えて改善したという経験が、今後の陸上以外の人生でも必ず役に立つはずです。