冬季はなぜトレーニング、練習量が上がるのか。 冬季にできること。

こんにちは!

11月現在、試合がもうなくなって冬季練習が始まったという選手が多いと思います。 特に短距離なら。

冬季練習はおそらく、どこの中学、高校も走る量が増えると思います。 走る量だけでなく、トレーニングも増えるので練習量が全体的に上がります。 どうして、量を増やすのでしょう。

始めたばかりだとわからないですし嫌ですよねしんどいですし! 冬季練習が好きな選手はあまりいないと思います。

そんな冬季練習、どうして量が増えるのかを私の経験などから説明していきたいと思います!! また、同時に冬季練習でできことなども書いていきたいと思います!

  

 

 

 

試合がしばらくない

試合が次の年の4月くらいまでありません。 試合がないということは、疲労を完全にとり切る調整が必要なくなります。

疲労が多少溜まっていても問題ない 

先に言っておきますが、多少ですよ! 溜まっているまま強度の高い練習をしていたら怪我をしてしまうので、積極的に疲労はとるように努力しましょう!! 

筋トレなどの疲労が多少残ってしまっていても、試合に出てタイムを計るわけではないのでそこまで問題ありませんよね。ってことです(笑)

まあ、怪我をしないことが絶対ですが、身体を追い込み切ってもいい期間です。 それが一番練習量が増える一番の理由だと思います。 次の試合があるという考えがないと、気持ち的にも、練習で出し切りやすいと思います。

 

また、試合がないので、多少技術的に劣ってしまってもいいから、フィジカルを向上させる!と考える指導者もいると思います。 私個人としてはあまり賛成できる考えではありませんが(笑)

 

フィジカルとは??って人はぜひご覧ください! 

まあ冬季練習でフィジカルを向上させること自体は素晴らしいことだと思いますし、競技力アップにつながると思うのでぜひ頑張ってください!!

 

新しいことに挑戦できる

試合がしばらくないということは、しばらくの間新しいことに挑戦することもできます。 走り方を変えてみたり、スタートダッシュを変えてみたり、何なら種目を変えてみたり。 

走り方を変えるとなれば、今までの癖などを直すためにたーーくさん新しい走り方で練習しなければなりません。 こういった新しいことに挑戦するためにも、練習量は上がってしまいがちですね。

種目を変えるならなおさらです(笑)

 

 

 

弱点の練習ばかりできる

上と少し似ていますが、自分の弱い部分を補う練習に徹することもできます。 試合がないので、走りの感覚が多少鈍くなってしまっても、そこまで問題ないと思います。 

弱い部分の強化に徹するのも一つの手です。

筋力が弱いと感じるならトレーニング、技術的に足りない部分があるのならその練習、心肺機能が弱いと思うなら走る量を増やすなど。

 

 

気温が低い

寒すぎてスピードが上げられない

地域によっては氷点下になることもあると思います。 そんな中、アップをしていたとしても、スパイクで全力疾走するのは少し不安があります。 全力で走れないとなると、練習の強度が落ちることになります。 

なので、スピードが上げられないので、スピードを落として量をやることが多いです。 心肺機能を強化したり、全力で走ってるときには意識できないことをしてみたり。 スピードを落として本数を増やす練習にもメリットはあります。

また、スピードが出せない分、トレーニングで筋肉に強い刺激を入れなければなりません。 なので、トレーニングは増えるのではないでしょうか。

この理由も大きいと思います。

 

 

地面が凍る

土グラウンドの学校がほとんどだと思います。 凍ってしまった地面で走るのはあまりに危険です。 走る場所がない、じゃあトレーニングをしよう。といった感じでトレーニングの機会も増えることがあります(笑)

走ろうと思ってた時に、走らずトレーニングってなったら結構やる気なくなると思うんですが、フィジカルは短距離などのスポーツにおいて重要な部分ですので、頑張ってください。

 

 

 

まとめ

冬季練習って試合もなくて練習量が多いので、やる気がかなりなくなると思います(笑) 私自身、モチベーションが低くなってしまうことも多いです。しかし、冬季という長い期間を頑張れるか頑張れないかは、とても大きな差になると思います。 こんな話は顧問からされてますよね(笑)

冬季嫌だなーーーってネガティブになる気持ちはとても分かりますが、ここを強化する!など、目的をもっていければ、取り組みやすいと思うのでお勧めです。