スパイクレビュー

【タータン専用】各メーカーおすすめ短距離スパイク！【レベル別に紹介】

こんにちは！！

今日は、各メーカーの、タータン専用の短距離スパイクを、中級者から上級者、またメーカーによっては超上級者までのレベル別に分けて、紹介していきたいと思います！！

これからスパイクを買おうとしている、土兼用からタータン専用に、ステップアップしようとしている選手はぜひ参考にしていってください！！

　

　

　

タータン専用とは

まず、スパイクは土兼用スパイクと、タータン専用(オールウェザー専用とも)に分かれています。

土兼用は、ピンを取り換えることで、土でもタータンでも履けるスパイクで、タータン専用は名前の通り、タータン(競技場のゴムグラウンド)だけで走ることを想定して作られたスパイクです。

本当に始めたばかりの初心者は土兼用で、練習も試合も同じスパイクでいいと思いますが、少しステップアップしたい場合は、タータン専用のスパイクで試合には挑みましょう。

土で走ることをそもそも想定していないので、タータンで走るにあたって無駄な性能などが取り除かれており、よりタイムを狙えるはずです。

　

　

　

Asics

それでは早速スパイクを紹介していきたいと思います。

初めは、アシックスから紹介していきます！

　

　

中級者向け

サイバーブレード、SPブレード

まずおすすめしていくのが、このSPブレード、サイバーブレードです。

この二つの違いは、テープであるか紐であるかという点なので、同じくくりにさせていただきます。(上の写真はSPブレード)

このスパイクは、タータン専用を初めて履く選手から、日本トップレベルのスプリンターまで履いている、とても人気のモデルです。

短距離界の女王、福島選手もこのブレードシリーズを愛用していますね。

プレートの反発性、クッション性のどちらもがバランスの取れており、100ｍ～400ｍまたハードルまで対応した、素晴らしいスパイクです。

素晴らしいスパイクなのに、セール時には1万円を切ってくるという、コストパフォーマンスの面でも優れています。

　

ちなみに私もこれを　履いて練習も試合も出ています(笑)個人的には一押しのスパイクです。

ブレードをもっと詳しく解説している記事もあるので、そちらもよかったらご覧ください！！

SPブレードSFのレビュー！【旧作やサイバーブレードとの違いは？】

　

　

　

サーバーレイ(オーダー)

サイバーレイというスパイクも、かなりおすすめです。

こちらは一度廃盤になってしまい、レイスプリントという名前になり少し改善され発売されましたが、それも廃盤になってしまったため、今はアシックスのイージーオーダーでしか手に入れることができません。

こちらのスパイクも、反発性、クッション性のバランスがとれており、中級者でも全然使いこなせるモデルとなっています。

サイバーブレードに比べ、少し100ｍ200ｍなどの短めの距離向けのモデルで、こちらのほうがぐいぐい進んでいくイメージです。

サイバーブレードに比べると、オーダーしかない分、3万円弱と値段は高くなってしまいますが、こちらもおすすめです！！

レイスプリントとサイバーレイ(オーダータイプ)の比較！　

　

　

　

上級者向け

ジェットスプリント

こちらのジェットスプリントというモデルは、桐生選手の走りを参考に作られたスパイクで、他のスパイクに比べ、フラット(真っすぐ)なプレートの造りとなっています。

なので、つま先で接地するというよりは、足の裏全体で接地するイメージの選手に向いています。

また、こちらは中級者モデルよりも少し、クッション性が少なく、反発性に力を入れたスパイクで、より反発性が強く、軽いです。

ある程度パワーのある選手、また地面に力を伝えるのがうまい選手におすすめのスパイクです。

　

また、ピンが少なく、短いので、後ろに蹴り上げていく走りの選手には向いていません。

値段は25000円超えと、高いですが、アマゾンやステップのセールを利用すれば、1万5000円くらいで手に入れることができるので、そちらを活用しましょう！！

　

　

超上級者向け

ソニックスプリントエリート

ソニックスプリントエリートという、超高反発で、100～200mを走ることを想定して作られたスパイクは、かなり上級者向けです。

ジェットスプリントと同じく、ピンが少なく短い、またプレートがかなり硬いので、後ろに蹴り上げる走りの選手、競技力が低い選手には向いていません。

また、クッション性があまりないため、練習などで使うのはやめたほうがいいかと思います。高反発でもあるため、足の負担が大きいです。

　

アッパーにはHL-0メッシュという、フィット感抜群でなおかつ軽量で、耐久性が高いという、最強のメッシュが使われており、走行時の足の動きはかなりスムーズになると思います。

この超高反発を使いこなせれば、かなりいいスパイクなので、一度店頭で履いてみましょう。

　

　

メタスプリント

私がいつも画像をもってきているアマゾンでまだ出品がなかったため、Twitterの画像となります(笑)

桐生選手が履いていた、ピンレススパイクです。かなり話題になっていたので皆さん知っていますよね(笑)

こちらも上で説明したHL-0 メッシュが使われており、靴の中での足の動きがスムーズになると思います。

　

こちらもソニックスプリントエリート同様、地面を蹴り上げるような走りの選手だと、かなり走りにくいと思います。

スパイクから生み出される反発力を、うまく活かして走れる選手に、このスパイクは向いていると思います。

また、かなりプレートが硬いので、かなり上級者でないと、履きこなすのは難しいです。

　

　

　

ミズノ

続いては、ミズノのスパイクを紹介していきます！！

　

　

中級者向け

ジオスプリント

ミズノのジオスプリントも、クッション性と反発性のバランスの取れた、中級者から上級者まで履きこなせる、万能スパイクです。

こちらも100m～400m、ハードル種目に対応しています。

こちらもセール時は1万円前後くらいになるので、コストパフォーマンスの面においても優れています！！

　

　

　

インクススプリント

多田選手も昔愛用していた、インクススプリントも多くの選手が履きこなせる、万能スパイクだと思います！！

クッション性よりも、少し反発性に寄ったスパイクなので、100m～200mにどちらかというと向いていると思いますが、400mまで全然問題なく走れます!!

100m200m選手で、初めてタータン専用スパイクを買う、って選手におすすめです！！

サイバーブレード(初めに紹介したAsicsスパイク)のMIZUNO版ってイメージです！

こちらはステップ限定モデルが多いので、是非店頭まで足を運んでみてください！！

値段は少し高く、定価は28000円程度ですが、セール時は2万円くらいになるので、その時がチャンスです！！

　

　

　

上級者向け

クロノインクス

ミズノの短距離スパイクでおそらく一番人気の、クロノインクスもおすすめのスパイクです。

強い反発性、圧倒的な軽さから、多くの選手から愛用されています。

しかし、ピンがかなり短く、硬いプレートなので、地面を蹴るあげるような走りの選手や、競技力が低い選手だと、履きこなせない場合もあると思います。

また、値段が定価27500円と高額な割に、寿命が短いという欠点もあります。

しかし、セールの時は2万円を切るくらいですし、やはり合う選手からするとかなりパフォーマンスを上げてくれるスパイクだと思うので、気になる選手はぜひ履いてみてください！！

　

　

超上級者向け

クロノオニキス

飯塚選手モデルとして2017年ごろに登場した、クロノオニキスも、超上級者に向けてはおすすめです。

新カーボン素材をプレートに使用しており、縦には硬く、横には柔軟な、スタートやカーブで変に硬さを感じず、まっすぐの力を得やすいという、理想的なプレートです。

また、クロノインクス同様超軽量なスパイクなので、選ぶにあたって、軽さが重要だという選手も注目です。

100m200m専用モデルですので、400m選手やハードル選手は他のスパイクを選びましょう!!

これもクロノインクスと同じく、ピンが短く、プレートが硬いので、蹴り上げる走り、競技力の低い選手には少し合わないと思いますので、注意が必要です。

気になる選手は一度ステップに行ってみましょう！！

　

　

　

ナイキ

続いては、多くの海外選手が履いて走っている、ナイキのスパイクを紹介していきます！！

ナイキは日本製に比べ、全体的に値段が安いので、とてもおすすめですが、足幅が狭く、足に合わない選手ももちろんいるため、是非お店で一度履いてみてから購入することを、強くおすすめします。

　

　

　

中級者向け

ズーム400

ズーム400は、400m以上の距離に対応しているので、比較的クッション性に優れており、足にやさしいです。

また、海外製のスパイクは基本的に反発性に優れています。

なので、こちらもバランスの取れた、中級者でも十分履きこなせるスパイクになっています！！

ナイキのスパイクは基本的に安く、ズーム400は10000円を全然下回っている場合が多いので、そういった面でもおすすめできます！！

　

　

上級者向け

ズームJAフライ

100m～400ｍ、ハードルまで対応していますが、かなりプレートは硬く反発性が強いので、上級者向けとさせてもらいました！

JAフライの特徴は、この写真を見てもらったらわかると思いますが、左右非対称に斜めになった靴紐です。

カーブを走る際に、力が左方向に向くように設計されており、特にカーブを走る選手向けに、作られたスパイクだということがわかります。

200m、400m選手はぜひ履いてみてください！

　

ズームスーパーフライエリート

サニブラウン選手、山縣選手など、多くのトップスプリンターが愛用している、ズームスーパーフライエリートもおすすめです！！

見た目に反して優しい履き心地や、トップ選手が履いている割に、硬すぎないプレートで、比較的多くの選手が履きこなせるモデルだと思ったので、超上級者向けとはしませんでした！

しかしまあ普通に硬いので、反発性は問題なしです(笑)

こちらも100～400mまで対応です。

ナイキの短距離スパイク、ズームスーパーフライエリートのレビュー！

　

プーマ

ジャマイカ勢がみんな履いている、プーマのスパイクも気になりますよね。

もちろん私はもっていますし、それで試合に出たこともありますので、そちらについても書いていこうと思います！！

　

　

上級者向け

evospeed sprint erectric (エヴォスピードエレクトリック)

このウサインボルト選手も履いていた、スパイクもかなりおすすめです。

ジャマイカ勢が履いていたので、一般選手なんかが履きこなせるのかな、、と思いつつ気になり購入したのですが、かなり扱いやすい、癖のないスパイクになっています。

ぐいぐいと進む感覚があり、他のスパイクにはない走りやすさでした。

軽さは正直ないので、そこは欠点ですが、かなり走りやすいスパイクです。

手に入れにくさはあるのですが、ネットで買うか、ステップに探しに行ってみましょう！！

プーマのボルトスパイクのレビュー！　ディスク式靴紐は走りやすい？

　

　

メーカー別の一番のおすすめ

いろんなスパイクを紹介しましたが、中級者向け～上級者向けのスパイクが無難で扱いやすいので、かなりおすすめです!!

個人的には、アシックスはサイバーブレードSPブレード、ミズノはインクススプリント、ナイキはズームJAフライが一番おすすめです！！プーマ一つしかないのでそれです(笑)

その中でも一番おすすめは、初めにも言いましたが、サーバーブレード、SPブレードです！！

是非参考にしていってください！！

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