こんにちは!!!
今日は、陸上選手に腕立て伏せは必要なのか、というテーマで記事を書いていきたいと思います。
特に始めたばかりの選手、中学の選手は結構疑問に思っていると思います。走るだけなのにどうして腕立て伏せが必要なのか。
実は走るのに必要な筋肉は足だけではないのです。
目次
腕立て伏せで鍛えられる筋肉と、必要な理由
腕立て伏せっていう名前からして腕が鍛えられそうですが、意外といろんな部分が鍛えられているので、ぜひ覚えておいてください!!
また、どうして必要になるかなども、説明していきます!
大胸筋(胸の筋肉)
胸の筋肉で一番大きな筋肉、大胸筋が主に鍛えられていきます。胸板を厚くすることができますね。
短距離選手では特に、胸の厚みのある選手が多いです。短距離での力強い腕ふりを実現させるには、大胸筋の発達は必要なものになってきます。
腕ふりは足の動きと連動しています。腕ふりも大切にしていきましょう。
三角筋(肩の筋肉)
肩の筋肉の、三角筋という部分も鍛えられます。
これも腕ふりの場面で、使われる筋肉です。大きな腕ふりをする際に、肩の筋肉も動かされます。ケンブリッジ選手の腕ふりなどを想像していただけるといいかと思います。
背筋
雑なイラストですが、これは背中の筋肉のイラストです(笑)
浅く可動域の狭い腕立て伏せでは感じられないですが、深く可動域の広い腕立て伏せだと、背筋、特に肩甲骨周りの筋肉にも刺激が入ります。
これも腕ふりの場面で動かされるので必要となります。大胸筋の反対側についている筋肉なので、片面だけ筋力があってもバランスが悪いのは、想像したら何となくわかりますよね!!
肩甲骨をしっかりと動かした腕ふりは、腰の動きにもいい影響を与えるので、是非肩甲骨周りも鍛えられる腕立て伏せはやっていきましょう。
腹筋
腹筋もなんと腕立て伏せでは鍛えられます。
肩から足までまっすぐの姿勢をキープして腕立て伏せは行いますよね??その姿勢をキープするということで、腹筋は鍛えられています。
腕立て伏せと同じで、走るときも姿勢をキープしますよね。その時に、腹筋がしっかりと鍛えられていないと、姿勢が安定しません。
なので、腹筋は必要となるのです。腕立て伏せだけではなく、腹筋だけを鍛えるトレーニングもおそらくやっていますよね!!
上腕三頭筋(腕の後ろ)
やはり、腕立て伏せという名前なだけあって腕も当然鍛えられます。
力こぶの裏側の二の腕の部分、上腕三頭筋が鍛えられます。この上腕三頭筋は腕ふりで腕を引く動作の時に、使われます。
背筋だけではなく、上腕三頭筋も同時に動かされるので、是非鍛えていきましょう。
まとめ
腕立て伏せで鍛えられる筋肉と、その筋肉がどの場面で使われるか、必要になるかがある程度わかっていただけたかと思います!!腕立て伏せは上半身の多くの筋肉を同時に鍛えることができるとても優秀なトレーニングです。
陸上選手は足だけ鍛えていればいい、って思っている選手もいるかもしれませんが、しっかりと上半身も鍛えていかないと、鍛えられていたとしても下半身の筋肉が活かせません。下半身の筋力は当然必要ですが、どちらも必要というわけです。
全身まんべんなくトレーニングしていきましょう!!
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