こんにちは!!
スポーツをやる上で、必要となってくるフィジカル。 フィジカルという言葉はよく聞くけれど、実際どういうものか理解している選手は意外と少ないと思います。
フィジカルとは、タイトルにもある通り
目次
3つの基本要素
からなっています。
筋力
まずフィジカルといって思い浮かべるのは、この筋力ではないでしょうか。 自重の筋力トレーニング、ウエイトトレーニング、実践、などで鍛えられた筋力のことを指します。
持久力
長距離ランニング、自転車漕ぎ、水泳、などの心肺持久力のことを指しています。 短距離や、ウエイトリフティングなど単発的なスポーツ以外では、この心肺持久力は必要となってきます。
柔軟性
上の筋力、持久力はぱっと思いつくと思います。 しかし、この柔軟性を抜かしてしまう選手というのは多くいるのではないでしょうか。 重要なのに、忘れがちです。
その場で立ったまま、座ったままゆっくりと行う静的ストレッチ、動きの中で筋肉を伸ばしていく動的ストレッチなどを指します。
今あげたフィジカルの要素がスポーツなどをしていくベースとなっていきます。
このフィジカルをうまく使いこなして、競技に活かすというのは技術、スキルという風に言われています。
スポーツ選手が補強でわざわざ鍛える意味
私は陸上競技の短距離種目をしています。 前に、全力疾走が一番のトレーニングだという記事を書きました。
私は、この記事にもある通り全力疾走など、その競技を全力で行うことが一番のトレーニングだと考えています。
しかし、私も含め多くのスポーツ選手は補強トレーニングをします。 自重トレーニング、ウエイトトレーニング、長距離ランニング、練習前、練習後のストレッチ。 いろいろやりますよね。
それはなぜなんでしょう。
理由は、
競技の負荷以上の負荷で、効率よく鍛えたれる、柔軟性を手に入れることができるから。
です。
短距離で例えますが、全力疾走をすると、お尻、裏腿、ふくらはぎなどの下半身から、腹筋、背筋、腕などの上半身の筋肉にも刺激が入ります。 それを繰り返すだけでも結構筋力を鍛えることができます。
しかし、裏腿が自分が弱いと感じたとしましょう。 そんな時全力疾走で鍛えるよりも、トレーニングで裏腿を重点的に鍛えたほうが負荷も強いですし、ピンポイントで鍛えられますよね。
短距離に持久力はそこまで求められないので、次はサッカーで例えたいと思います(笑)
持久力を付けたい!って思ってサッカーをひたすらプレーするのもいいトレーニングではあると思いますが、持久力をつける。という1点を見ると、ランニングや自転車漕ぎのほうが効率よくトレーニングすることができます。
柔軟性も、プレーをしている、全力で走っているだけでも大きく動いていればついてくるものです。 しかし、普通にストレッチをやっているほうが柔軟性は身に付きますし、身についていることを実感しやすいです。
このように、補強トレーニングはピンポイントで集中して、後負荷で鍛えることができます。
補強トレと実践、どっちが大切なのか
どっちもです(笑)
ただ、実践をやっていると全体的にフィジカルは向上していきますし、スキルも身に付きます。
一方、補強トレはフィジカルはかなり向上しますが、スキルは一切見につきません。
補強トレも大切なのでおろそかにしてはいけませんが、実践練習だけをしていても強くなる選手はいっぱいいます。
器械体操のようにトレーニングをしなくても、実践が超高負荷のスポーツもありますし、バスケのようにランニングをしなくても、実践が超後負荷の心肺持久力トレーニングなスポーツもあります。
一番は、実践だと私は思います。 その実践の中で、弱点などを見つけ出し、補強トレーニングしていくことをお勧めします。
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